ポイントは貯まるけど、お金にはならない?
クリプトダイバー(Crypto Diver)というポイ活アプリは期待外れで稼げない?
「稼げない」「怪しい」といった声も、クリプトダイバーには多く聞かれます。
そんなクリプトダイバーの報酬の仕組みや稼げないと言われる理由など、気になる実態を紹介していきます。
参考にしてみてください。
クリプトダイバーは稼げないって本当?
クリプトダイバーが稼げないと言われる理由
クリプトダイバーは「稼げない」と言われていることがありますが、その理由は報酬の仕組みにあります。
というのも、
アプリ内でポイントは貯まっても、実際に報酬として受け取ることができるのは「ビットコインウォレットの解錠」が成功した際です。
つまり、どれだけ頑張ってポイントを貯めても、ウォレットの解錠ができなければいつまで経っても使えるお金にはなりません。
1ポイント=◯円で換金します。
というシステムになっていないため、
クリプトダイバーのアプリ内で10万ポイント貯めようが1,000万ポイント貯めようが、「自分がビットコインウォレットのパスワードを発見できるか、誰かがビットコインウォレットのパスワードを発見するか」しない限り1円にもなりません。
こうした仕組みを知らずに始めてしまうと、「全く稼げないやんけ!」と感じるのは当然かもしれません。
報酬の仕組みを理解しよう
クリプトダイバーで稼ぐためには、まず報酬の仕組みを正しく理解することが大切です。
クリプトダイバーから受け取ることができる報酬は、ビットコインウォレットの解錠に成功したときにしか発生しません。
アプリ内で貯まるポイント自体には、金銭的な価値はありません。
ポイントを換金してビットコインとして報酬をもらえるのは、ウォレットのパスワード解析に成功してウォレットが開いたときのみです。
ウォレットの中にあるビットコイン(2025年6月現在は340BTC)を、ポイントという形で目に見えるようになっている貢献度に応じて、アプリのユーザーに分配するという仕組みです。
- ポイント総数:10万ポイント
- ポイント報酬:40万円
と表示されていても、それは換金できる状態ではありません。
「ポイント=現金に換金」ではなく、「パスワードの解析に成功=報酬が発生」という流れを押さえておかないと、「稼げない」と感じてしまうのも無理はないです。
クリプトダイバーの稼ぎ方と報酬の流れ
ウォレットのパスワード解析でポイント獲得
クリプトダイバーは、中身は入っているのにパスワードがわからなくなって使えなくなったビットコインウォレットのパスワードを「みんなで総当たりで解析する」というアプリです。
ユーザーはアプリを操作して(というても画面をタップするだけ)“パスワード解析作業”に参加することでポイントを得ることができる仕組みになっています。
ただし、あくまでこれは“作業ポイント”であり、すぐにお金になるわけではありません。
例えるなら、宝くじのスクラッチの削り作業に参加しているような感覚。
でも、当たりくじを引けなければ報酬はゼロです。
だからこそ「ポイ活感覚で始めたけど、思ってたのと違った」と感じる人が出るのかもしれません。
換金には「成功」が絶対条件
クリプトダイバーでポイントをいくら貯めても、それを現金に換えるためには「ウォレットの解錠に成功すること」が絶対条件です。
成功して初めてその中のビットコインが報酬として配分されます。
パスワードの解錠ができなければ、報酬はゼロです。
ユーザー全員で毎日コツコツ解析に参加してポイントを積み上げたとしても、ウォレットが開かない限り、画面上の数字はあくまで“努力の記録”に過ぎません。
ちなみに現時点では、まだビットコインウォレットのパスワード解析に成功した実績はありません。
クリプトダイバーでの報酬は、「解析成功=ビットコインを得られる」というチャンスに賭ける形式。
クリプトダイバーは無料でお金をかけずに取り組めて、1億円以上の報酬を受け取ることができる可能性があるという夢はあります。
ただ、現実的に稼げるかどうかは非常に不透明です。
クリプトダイバーが「怪しい」と言われるワケ
過剰な広告と報酬額のギャップ
「クリプトダイバーは稼げる!報酬は億単位!」という広告を見たら、誰でもちょっとワクワクすると思います。
でも実際には、そんな大金を稼げたという人はまだいませんし、誰も一生かかっても報酬を受け取ることができない可能性だってあります。
(明日、誰かがパスワードを当てて、億単位の報酬を受け取っている可能性もあるけど)
このギャップが「怪しい」と言われる一因です。
“夢のある話”が前面に出すぎていて、実態との温度差が大きいのが実情。
稼げるかどうかはともかく、誇大広告にはちょっと注意が必要です。
代理店制度とセミナー商法への不安
クリプトダイバーのことを知れば知るほど怪しいと感じる人がでてくる理由のひとつが、代理店制度やセミナー商法に対する不安です。
クリプトダイバーは2025年6月14日から「代理店制度」を導入する予定になっています。
これはクリプトダイバーの代理店となったアプリ登録者が他人を紹介し、その紹介された人がアプリに課金した一部を、代理店が報酬として受け取れる仕組みです。
代理店になる人を紹介しても、紹介者には代理店加盟料の一部が報酬になるそうな。
さらに、公式セミナーが複数回開催され、有料チケットや参加特典が設定されていたりもします。
なんだかこれって、すごくネットワークビジネス的な印象がしませんか?
このようなマルチっぽい制度を導入していることも、「本当にウォレット解析をする気があるのか?」という疑問を持たせるのは自然な反応。
このような側面は、クリプトダイバーのアプリに対して不安になる材料だと思います。
実際に稼げた人はいるのか?
口コミ・評判の傾向をチェック
ここまで読み進めた人はわかると思いますが、現状ではクリプトダイバーで実際に稼げた人はいません。
口コミを見ても、「換金できない」「ポイント増えるだけ」という声が多く、やや期待外れ感が漂っています。
「お金を稼ぐために使う」という期待を持つと、ガッカリする可能性が高いかもしれません。
し、めちゃくちゃハッピーな未来が待ってるかもしれません。
まだビットコイン解錠に成功例なし
クリプトダイバーの仕組み上、パスワード解析に成功しない限り報酬は発生しません。
どれだけ多くのユーザーが解析に参加し、ポイントを貯めたとしても、ウォレットが開かない限り“成果ゼロ”です。
現状では、期待して始めた人ほど落胆しやすい状況が続いています
もちろん、今後成功例が出る可能性はありますが、それが「いつ」「どれくらいの確率で」なのかは全く不明です。
まとめ:クリプトダイバーは稼げる?稼げない?
メリットとリスクを比較して判断しよう
クリプトダイバーはお金をかけずに大きな報酬を手にいれることができる可能性を秘めたアプリですが、コツコツと収益を確保するということ目的にするには不確実性が高すぎます。
「すぐに現金がほしい」「確実に稼ぎたい」という人には向いていません。
また、「ポイントが貯まっても換金できる保証はない」というのが現実です。
やるかどうかは、自分の目的とスタンスをよく見極めたうえで判断することが大切です。
確実に稼ぎたいなら別の方法も検討を
クリプトダイバーでは、報酬が発生する条件は「ウォレットの解錠成功」であり、これは完全に運任せ。
しかも、今まで一度も成功例がないですし、期待しても肩透かしになる可能性が高いです。
報酬が発生するかどうかが“運”や“奇跡”に近い状態では、安定した副業やポイ活とは言いがたいのが実情です。
たとえば、同じ時間を使うなら「アンケートモニター」や「フリマアプリ」、「クラウドワークス」などの副業の方が、小さいながらも着実な報酬が見込めます。
クリプトダイバーを“宝くじ感覚”として取り組むのはアリですが、「本気で稼ぎたい」という人は、もっと現実的な副業を探す方が長期的には賢い選択です。
目的に合わせて、自分に合った手段を見つけましょう。


